ほどく

RAM WIRE ほどく歌詞
1.何度も

作詞:ユーズ・Monch
作曲:ユーズ・Monch・RYLL

進みきれない僕らを
時はまるであそぶように
何度も 何度も 何度も
わたされる不幸と幸福
でもこの景色の片隅
懲りもせずに探すでしょう
何度も 何度も 何度も
キリがないことを知っていながら

そのため息右に同じ
くたびれた1日にぼやき
意味もない色もない
堂々巡りの今日は行き止まり
分かりかけてくると一層
離れてく現実と理想
失笑 鼻で笑うように
青い羽で飛び回る鳥

逃げ出したくなるのはザラ
やっぱまだ中途半端
とにかくBusy 淀みだす日々
焦りだけが一人歩き
青臭くても捨てたくない
でも無防備じゃもう 立ち往生
後戻りは出来ないこの滑走路

I've got to go
(やみくもに信じてた)
明日を
(目の当たりにしたなら)
up yours! 有るのは不甲斐なさと苛立ち
嘯いたって孤独
みんな誰かの名を呼ぶ
この痛みがどんな意味をもつの?
hey yeah

進みきれない僕らを
時はまるで遊ぶように
何度も 何度も 何度も
わたされる不幸と幸福
でもこの景色の片隅
懲りもせずに探すでしょう
何度も 何度も 何度も
キリがないことを知っていながら

「これ以上どうしようもね…」なんて
悩んでいたってDay to Day
くり返しで嫌気さして
進めなくてまた振り出しへ
何が嘘でどれが本当?
時々惑わされる日常に
何度となく葛藤
それでもまだ諦めきれずに

let me know the way
(その場しのぎの)
答え
(みつくろっては)
sit on the fence どっかで上手くやり過ごしてる
諦めると受け入れる
言い方一つで逃げる
強くなれる少しの笑みをください
hey yeah

今を生きたい僕らを
あの頃が試すように
何度も 何度も 何度も
思い出す痛みが明日に
続かないように
大切な人のもとに届くように
何度も 何度も 何度も
ありふれてる言葉で伝えるよ

いくつになっても迷いの道
行ったり来たりしては彷徨い
みっともないと笑われようと
どう思われてもかまわない
何度躓き転げ落ちようとも
伸ばすその手
さぁGo way 向こうへ
光が照らし出すその先へ

進みきれない僕らを
時はまるで遊ぶように
何度も 何度も 何度も
わたされる不幸と幸福
でもこの景色の片隅
懲りもせずに探すでしょう
何度も 何度も 何度も
キリがないことを知っていながら


2.Stand Alone

作詞:ユーズ・Monch
作曲:ユーズ・Monch・RYLL

全部忘れたような顔して
忙しい日々に預けてた
不意に景色が重なった時
不覚にもその糸は切れた

緩い坂道 低く這う雲
そのあいだ 気丈な花が
迷いも見せず散り際に頷く

街灯が灯り 是以上どうにもならないかのような孤独が襲った
知ってたんだね
なんでもないような日々が実は脆いことを

目眩がするほどに舞う無数の
ひとひら両手ですくおうとしたのに
薄桃色のより先に
そこに零れおちたもの

通い慣れた駅までの道のり
見慣れた景色に重い足どり
不意にのしかかるような感覚
雑踏の中君を探索
It's over 二人の距離は
気付いた頃にはどうしようもないくらい離れて
But 諦めつかずに嘆いたDay after Day
強がりばかり見せる態度で対応
遮るちっぽけなプライド
その内容もYesやNoじゃ割り切れないよ
そこにあった居場所 失った代償
I know it 何もないと二人の最後
告げるように散っていく花びら

臆面もなく弱さを晒すのも
あなたの強さだったのかもしれない
色や匂い、場所、咲き方を迷わずにありのままで

淡雪みたいに今降りしきる
道を花びらが埋め尽くしてくから
遥かな懐かしい場所へ
唇を動かすだけの
音にならないさよなら

面影に感じとるTendernessと連鎖
頬つたう涙 Two of us
語り合ったChamber
In the place 空いたスペース
埋められない
振り返ればそういつもそばに
あったぬくもりも手に取れない
浮かんでは消えていく想い出
刹那に舞い散るように

目眩がするほどに舞う無数の
ひとひら両手ですくおうとしたのに
薄桃色のより先に
そこに零れおちたもの

淡雪みたいに今降りしきる
道を花びらが埋め尽くしてくから
遥かな懐かしい場所へ
唇を動かすだけの
音にならないさよなら


3.Beautiful World

作詞:ユーズ・Monch
作曲:ユーズ・Monch・RYLL・couco

子供の頃からね
どっかで捨てきれない劣等感
あきらめがはやくて
逃げ道を探す癖
時はだんだんと
しぶきジャンジャンと
撒き散らすように現実を淡々と
あたしに見せてきた

自分にとってプラスかマイナスか
考えない人はいますか?
未熟さとズルさに勝つ真っ直ぐなモノ
守れていますか?
想像もつかない悲しみがあることを
知っていますか?
大切な人と生きれるこの今は
永遠にそこにありますか?

鏡を見た
歪(いびつ)な形をした
あたしを知った あなたは
驚きもせず 手を取った
道でふと 赤い千切れ雲
「此処からでも見えるよ、美しい世界」

あなたがそこで笑って
それだけで何故か許されて
深い淵で上を見上げて
残ってた力に気付く
躊躇い 躊躇繰り返して
それでもまだ僕らはゆける
瞬きを忘れる景色を
いつか目にすることになる

目まぐるしいほど
移り変わっていくその時代
ふたつとない地球にそう
たったひとつだけの君という存在
何気ない日常に あどけないその笑顔に
幼い頃の自分時に重ねたりもして
目には見えないからこそ大事な
気が付けばいつもそばで誰かが
包み込んでくれるその優しさ
明日へ踏み出せるような気がした
だから思った通り進めばいい
どこまでも続く限り

もう痛みですら感じなくなってるんだ
あの日何故かあなたは 知っていたように
空の片隅に 不意に架る虹
「君にもほら、見えるよ、美しい世界」

愛すべき人が笑って
それだけで何故か救われて
生かされる喜びを知って
明日を信じたくなる
黄昏れに心奪われて
闇の奥に星を探して
夜明けに凛とした構えで
新たな道へ踏みだす

いつも駆け足で 時は急かして
「まだ、足りない!」
今だって探してるけど
夕暮れのびた影の先
続く世界はあてもない
ただひとつ
あなたが手をとっていてくれたなら
此処からでも見えるよ 美しい世界
飛び立つ鳥たちの羽が舞う
虫たちは花の種をまく
まるで何もないかのように
それがあたりまえかのように
理由などなく 生き抜く術を
あたえられ生まれたように

あなたがそこで笑って
それだけで何故か許されて
深い淵で上を見上げて
残ってた力に気付く
躊躇い 躊躇繰り返して
それでもまだ僕らはゆける
瞬きを忘れる景色を
いつか目にすることになる

愛すべき人が笑って
それだけで何故か救われて
生かされる喜びを知って
明日を信じたくなる
黄昏れに心奪われて
闇の奥に星を探して
夜明けに凛とした構えで
新たな道へ踏みだす


4.歩み

作詞:ユーズ・MONCH
作曲:ユーズ・MONCH・RYLL

言葉を探しては諦めて
自分の無力さをまた思い知るよ
僕らは思うような
大人になれなくて
あらたな段差につまづいては
すり傷をつくってる

とっくに折れてたものを
なにくわぬ顔で隠し続けてたね
もういいよ
立ち止まってもいいよ
少し休もう

上手く歩かなくていいから
一歩ずつ君らしくあれ
僕らはしゃがみ込む度にそう
そこに咲く花を知る

ここはあの日見てた陽炎の向こう
どうしようもない事があるのを知ったよ
知らぬ間に僕ら
遠くへきたんだね
時間に諭されながら
引き返せない道を

西陽が落とす影が
誰かに踏まれて何故か痛みが走る
大丈夫
間違っててもいいよ
信じてゆこう

ためらいながら一歩踏み出す
君の歩みよ強くあれ
長雨でぬかるんだ道に
足跡を刻みゆこう

Hey you 時にはそう立ち止まり
深く深呼吸 季節の調べに
耳すませ身休ませ 風まかせの明日へ
Ah 生きてると実感湧く瞬間
浴びるSunshineと日々に感謝
降り注ぐこの街にも燦々
泥濘の中にパッと咲いた
Oh like a Soulflower
僕らはそれぞれ違うから Yeah
鮮やかなカラーで 新たな日を染め
泣き笑うMy life
分かち合える喜び 思わず綻び
その心に添える彩り 手を取り
どこまでも共に さぁ行こう

雨雲が過ぎ去って
次第に辺りは晴れわたって
青く澄んだ空に
重ね合うシンフォニー

うすむらさきの夜明け君を
撫でる風よ優しくあれ
消えゆく星に別れを告げ
遥かな道をゆこう

上手く歩かなくていいから
一歩ずつ君らしくあれ
僕らはしゃがみ込む度にそう
そこに咲く花を知る


5.大丈夫、僕ら

作詞:ユーズ
作曲:ユーズ・RYLL・Monch

大丈夫僕らまだこんなに笑える
迷子になったって月明かりを探せる

勝ち負けじゃないでしょなんて
慰めにくるまったって
悔しさがはだけて
黒星だけで埋まりそうなスコア越しに
それでもまだ淡い夢を見てる

相当恰好悪い現状の僕らは
自虐ネタばかりだけど
それを声を上げて笑い飛ばしあえる
くだらないそのやりとりが
なんだか 誇らしいよ

大丈夫僕らまだこんなに笑える
迷子になったって月明かりを探せる
大丈夫僕ら無くしたものより眩しい
宝物が現在にある事を知ってる

崖っぷちと思ってたけど
本当は此処は谷底で
もう登るしかないよな
みじめさを取り繕って
自己弁護をするよりもっと
タフに開き直ろう

それあるならはじめっからだしてよみたいな
文句をもうすぐ言わせるよ
僕は必殺技を出し惜しみするヒーロー
大風呂敷を翻しカウンターパンチを狙うよ

大丈夫僕らまた笑って出逢える
やけに綺麗な月明かりのせいかな
大丈夫僕ら なんだかそう思えてくる
こんな夜が僕らを強くさせてゆく

何気ない会話のはしにこめた
エールを互いに今送りあう
僕らのマイナス掛け合わせて
プラスに変えてゆければ
(We gonna be alight!)

大丈夫僕らまだこんなに笑える
迷子になったって月明かりを探せる
大丈夫僕ら無くしたものより眩しい
宝物が現在にある事を知ってる


6.秘密

作詞:ユーズ・Monch
作曲:ユーズ・Monch・RYLL

何も望まなければ
この恋はずっと続いてく
甘い言葉 約束もいらないから
近くにいたいよ

みんなの感じに合わせて笑う
君の照れる声 胸にしみる
冗談っぽく冷やかしても本当は...
そのキレイな人は知ってた
叶わないと言い聞かせて
何度もやめようとしたけど

バカみたいにずっと好きで
君にすれば友達で
近づく程に遠のく距離を
君は知ってたくせに
そのズルい優しさで
無傷であたしを負かした

何も望まなければ
この恋はずっと続いてく
甘い言葉 約束もいらないから
近くにいたいよ
だからもう少し
今まで通りに振舞って
君のそばにいられるなら この秘密は
決して口にしないから

Never know, Now 秘めた真相
ハマってたそう君に相当
叶わないと分かってても
抱いてしまうわずかな期待を
未だつかねぇ気持ちの整理
繰り返す現実逃避
想うほどに切なく…Fall down…

バカなことしなくて良かった
なんて強がりを言っても
ただ意気地無しだったあたしが
出口のない苦しみを
泣いて伝えられたら
肩書きを変えられるのかな?

何も求めなければ
この恋はきっと守られる
一生分の「せつない」を
知る事になってもいいよ
だからもう少し
知らないフリを続けて
君と笑っていられるなら
この秘密は
決して声にしないから
隠しておくから


7.Vitalis


8.蕾よいつか花となれ

作詞:ユーズ・Monch
作曲:ユーズ・Monch・RYLL

遥か 彼方に 見えていますか?
その目に1番綺麗に映ってた星が

物や 音や 情報に埋れ 気付けば僕は
大事なものを失くしてばかり

大地のただなかで
遠く 地平を仰げば
この息遣い 鼓動
確かな音だけが聴こえる

長い 長い 溜息が ふっと
深い呼吸に変わってゆく
今は咲けぬ 蕾なら
信じる方へ 根を伸ばそう

Feel the moment 空を仰いで
大地の鼓動 耳すまそう
寒風に耐え 息ふきかけて
かじかんだ両手 そっとあたためて
水面蹴り羽広げ 舞い上がり
海渡り その生命燃やして
日の光浴びて 深く根を張って
いつしか花ひらくその季節を待って

足跡を 白く 染める雪は
新しい色 塗り込む 画用紙をくれる

吹き荒ぶ風に 凛と耐え忍ぶ木々は
やがて芽吹き 咲いて
命を繋ぐ旅 続ける

きっと人はちっぽけだから
心結ぶ意味を知る
結ぶほどに開いてく
蕾よいつか花となれ

日が沈み静寂の空に舞う
星たちは宵闇に瞬く
明日へと続くその道辿り
凍えないように 灯した火囲み
吹き荒れる風の中どこまでも
駆け抜ける その生命燃やして
地平線の彼方 雲間からのぞいた
光はいつしか雪を溶かして

長い 長い 溜息が ふっと
深い呼吸に変わってゆく
今は咲けぬ 蕾なら
信じる方へ 根を伸ばそう

きっと人はちっぽけだから
心結ぶ意味を知る
結ぶほどに開いてく
蕾よいつか花となれ


9.PRESENT

作詞:ユーズ
作曲:ユーズ・RYLL

灯り出した電飾が今夜を
もっともらしく輝かせてる
此処にいちゃいけないような気がして
その眩い通りを避ける

優しさを片手で受け取っては
見える痛みに目を逸らして
君が去った今ここに届いた
この小さな箱

結んだ心をほどいたら
包む悲しみを剥がし
見えてきた今こその気付き
それは過去からのPRESENT

暖かい食事とその向こうで
こぼれる笑みに笑い返して
あの日揺らめく灯かりが照らした
未来に私は立っているの?

蝕まれた世界に写るのは
このレンズが歪んでるせいかな?
睨みあう自分をはぐらかす
臆病者は誰?

痩せてく希望がまだ少し
光を帯びているなら
目の前の運命を運ぶその手は
未来を変えてゆく

壊れた幸せの秤
一体何が正しい?
「救いはあるの?」ってそこらじゅうから
響くような時代に術も無くて
胸掻きむしって
それでも人はまたその手を伸ばすのでしょう

結んだ心をほどいたら
包む悲しみを剥がし
見えてきた今こその気付き
それは過去からのPRESENT

痩せてく希望がまだ少し
光を帯びているなら
目の前の運命を運ぶこの手は
未来を変えてゆく


10.ALIVE

作詞:ユーズ・Monch
作曲:ユーズ・Monch・RYLL

隠した傷を誤魔化すように
大袈裟に笑う僕らの声は
いつしか乾いてかすれた
駄目になってく自分が見えて
かばうだけじゃ明日は見えなくて
重ねたガーゼを剥がした

空から土まで落ちる間
雨粒がはじくまでの
一瞬みたいな命を
それぞれが少しでも眩しく
光って見せようと生きるの

僕らの中にまだ息づく
希望が爪先を動かす
たとえ傷口広げたって
進むしかないだろう

oh-oh-eh-eh-oh alive×3
oh-eh-eh-oh alive×3
oh-eh-eh-oh alive×3
それでも 明日をみたい

その道は果てしない
Like a blue in the sky
言葉にできない思いを
ひとり日々抱え
待ってるだけじゃ変わんない
The other side 今何が見える?
不確かな でもかすかな
そうその拳の中
想像とは違う
誰も知らない世界へ歩みだす
Up Down 不安と葛藤
繰り返しながらも怯まず
真っ向からひたすらにTry it
終わりはないさ
Going up now

奥歯で無理矢理 噛み砕いて
呑み込んできたものは
汚れた現実で
静かな悲鳴が胸の内側の膜を
押し上げ苦しい

この鼓動が鳴り止む日まで
きっと求めてしまうのだろう
何も掴めぬ暗闇でも
手を伸ばし続けよう

oh-oh-eh-eh-oh alive×3
oh-eh-eh-oh alive×3
oh-eh-eh-oh alive×3
それでも....

辿り着けるかわからない...
道は途切れるかもしれない...

Ah それでもこの鼓動
絶え間なく鳴り続けてる
誰もがそう皆
まだ見ぬ明日へ
今も答え探して

僕らの中にまだ息づく
希望が爪先を動かす
たとえ傷口広げたって
今も脈を打つ
この鼓動が鳴り止む日まで
きっと求めてしまうのだろう
何も掴めぬ暗闇でも
手を伸ばし続けよう

oh-oh-eh-eh-oh alive×3
oh-eh-eh-oh alive×3
oh-eh-eh-oh alive×3
それでも....
それでも...


11.わたしあうもの

作詞:ユーズ・Monch
作曲:ユーズ・Monch・RYLL・couco

飽き足りない欲しがりでごめんね
だけどね その目と目 手と手合わせるたび
心の中を手掴かみされたように揺さぶられること
それは紛れもない事実で
不安さえ引き連れてはくるけどもう迷わない
あなたの肩越しで未来を見たい
ふざけあって笑う間も
この芽生えた想いは根を張る 続く道を見てる

限りある時間は儚くて
何があってもおかしくはなくて 不意に怖くなる
だから今は出来るだけ渡したいよ
くすぐったいと笑うけれど 言葉をあつめて

ずっと隣で歩いていいかな
独りでは迷うから 明日を渡していいなら
あなたのも貰うから 意味を貰うから

やんわり流れてく風のように
二人大空はばたくように 新たな道切り開く
これから共に歩みだす
まだ見ぬ果てしない未来に期待寄せ
結ばれし二人交わす固い誓い
いつまでもきみとずっと
こうしていられること願うよ
共に笑い共に泣き
喜び悲しみすべてわかちあい そうさ
歩んだ後には花が咲く
その笑顔見るたびあどけない
そんなはしゃぐきみ子供のように
夢中になれてたあの日のように
ラララ ラララ口ずさんで行こう 追い風吹く方へ

光と闇をたゆたって 時にはわからなくなって
見失いそうになる 危うさが纏っても
何度でも気付き続けられるように
ひたむきでありたい

そして探していた今繋ぐ手は
この確信をまだ知らない
未来を望んでいいかな あなたももしそうなら
意味を渡すから

隣で歩いていいかな 独りでは迷うから
明日を渡していいなら あなたのも貰うから
意味を貰うから

探してた今繋ぐ手は この確信をまだ知らない
未来を望んでいいかな あなたももしそうなら
意味を渡すから

手をとって 手をとって すべてを見せあって
なだめて 甘えあって 最後と信じあって
慣れあって ぶつかって 時に傷つけあっても
わかってる 願う場所へと歌は届く


12.名もない毎日

作詞:ユーズ・Monch
作曲:ユーズ・Monch・RYLL

急ぎ足を遮る信号に
ついため息ばかりがこぼれる
望むようになれない歯痒さに
言い訳ばかりを探して

歯切れの良い言葉を並べても
嘘っぽさが拭いきれなくて
今 遠ざかる夢に
声もかけられず
また息を詰まらせる

でもねやっぱり思い知るよ
何かを読み取るように
何も聞かずに「おかえり」と笑う
あなたに その笑みに
絶えず にじむ優しさに
生かされていたこと

名もない毎日が
あなたとの毎日が
この景色を「幸せ」と呼べる
日々に変えてくれる

車窓に映る無数のひかりに
胸躍らせ夢を数えたあの夜
浅はかな自信だけを連れて
理想ばかりを追いかけてきた

気付けば時間に 人に流され
欲望に怠惰 誘惑に負け
プライドを捨て 頭を下げ
それでもここに居続ける理由
信じ続けてくれるあなたの
こぼれるような 笑顔が見たいから
今また踏み出すよ

名もない毎日を
呼び合える毎日を
守りたいと 思うその度に
強くなれるよ

割り切れなさに疲れ
時に顔出す弱さが
信じた道さえ疑ってしまうけど
あなたがいるのなら
立ち入る迷いもきっと
遮るように 歌える

名もない毎日が
あなたとの毎日が
この景色を「幸せ」と呼べる
記憶に変えてくれる

名もない毎日を
呼び合える毎日を
途切れぬように
守りたいと思う程に
強くなれるよ


13.きぼうのうた

作詞:ユーズ・Monch
作曲:ユーズ・Monch

この目に映る君こそがあたしの「希望」そのもので
だからそんなに悲しい顔されたら
すごく困るのよ

痛くて悔しい夜を耐えて
光を帯びる朝に

見たいよ
ねぇ、どんな顔で笑うの?
その時をずっと待っているから
信じる事をやめない「君」こそ
あたしの「希望」そのもの

その頬伝う
涙こそが
君の願いそのもので
こぼれるほどに
強さへと変わってくこと
信じよう

来た道見つめて
止まる君を
悪びれず手を引くから

行こうよ
ねぇ、消えない虹があるの
心を結べば見えるから
信じることをやめない「君」こそ
あたしの「希望」そのもの

ほら君がふと笑うから
僕もつられて笑い返すんだ
不思議と通じ合う力
きっと僕らはもっていて
かじかむ手と手を重ね
ぬくもりに涙あふれる今
共に乗り越えて行けるように

見たいよ
ねぇ、どんな顔で笑うの?
その時をずっと待ってるから
信じることをやめない「君」こそ
あたしの「希望」そのもの

行こうよ
ねぇ、消えない虹があるの
心を結べば見えるから
信じることをやめない「君」こそ